PR TIMES & IDEAS FOR GOODの記事を読んで Vol.13

本日取り上げるプレスリリース及びニュースは以下の2つです。
・福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行が「GREEN NOTE PRO」を導入開始|日本初、企業向けサステナビリティ/SDGs専門情報アプリ
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000080763.html)
・SANU、シリーズA総額19億円の調達実施。累積調達金額が約50億円に到達
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000060549.html)
こんにちは、ONE Xのしゅんです。まず初めのプレスリリースはPRTIMESからで、サステナビリティ・トランスフォーメーション支援事業を手がけるGreenroomの企業向けサステナビリティ/SDGs専門情報アプリ「GREEN NOTE PRO」の提供開始についてです。海外最新動向や国内外の事例などSDGsに関する記事やニュースを取り上げているため、情報収集の手間を省くことができるとのことです。
次のニュースもPRTIMESからで、環境循環型のセカンドホーム・サブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」を提供する株式会社Sanuの資金調達についてです。シリーズAセカンドクローズで8.5億円の調達を実施し、今回の引受先は以下の7つになっているとのことです。
・SBI インベストメント 株式会社
・三井不動産株式会社
・株式会社And Doホールディングス
・GOLDWIN PLAY EARTH FUND
・株式会社サムライインキュベートの運営ファンド
・みずほキャピタル株式会社
・静岡キャピタル株式会社
資金調達の背景として、2021年のリリースから反響があり、2021年のサービスの開始後サブスク入会を待つウェイティング登録者数が現在3600名を突破したとのことです。
最初のプレスリリースについての筆者の所感です。様々なメディアが出る中で情報量が多くなり本当に必要としている情報が埋もれてしまうという状況が生まれていると考えています。そういった中で、分野に特化した情報アプリの存在は今後も重要になってくると考えています。また、その中でもサステナブルな情報に関してはSDGsの観点からも企業側にとって情報のアンテナを張る必要性があると考えています。
次のプレスリリースについての筆者の所感です。このご時世から様々な働き方が生まれ、生活様式が変化した人も多いと感じています。また、家に閉じこもった生活が長く続き、自然を欲している人も多くなったと感じています。そういった中でセカンドホームのような需要は多くなっており、今回のようにVCや金融機関だけでなく不動産会社の投資が見られることから、この事業を中心としたその地域の新しい動きにもなってくるのではないかと考えています。
ライター:濱本舜也
PR TIMES & IDEAS FOR GOODの記事を読んで Vol.13

本日取り上げるプレスリリース及びニュースは以下の2つです。
・株式会社日本農業がシリーズBラウンド総額約11億円の資金調達を完了。また、ラクスルCOO福島氏がアドバイザーとして就任。日本の農産業のグローバル展開に向けた積極投資を進める
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000024854.html)
・スマトラ島の自然を再生するLUSHに聞く、リジェネラティブな事業のヒント
(https://ideasforgood.jp/2022/06/29/lush-campaign/)
こんにちは、ONE Xのしゅんです。今回もPR TIMESやIDEAS FOR GOODの注目記事を取り上げさせていただきます。まず初めのプレスリリースはPRTIMESからで、株式会社日本農業の資金調達についてです。アグリビジネス投資育成株式会社、オイシックス・ラ・大地株式会社、センコーグループホールディングス株式会社、株式会社ニチリウ永瀬、株式会社福岡ソノリク、ラクスルCOO福島広造氏等を引受先とする第三者割当増資による総額約11億円の資金調達が完了したとのことです。今回の資金調達の目的は下記の4つの点にあるようです。
- りんご、キウイ、さつまいも等の国内での大規模輸出産地形成
- 輸出用の大規模選果場への設備投資
- 東南アジアでの自社ブランドESSENCEのブランディング強化
- 品種知財を活用した海外生産の強化
そして、ラクスルの福島氏をアドバイザーに迎えることで、よりダイナミックに日本の農産業の改革を進めていくとのことです。
次のインタビューはIDEAS FOR GOODからで、コスメ大手のLUSHが行っているスマトラ島北部の西トバの秘境での森林の保護や再野生化、再生などの取り組みについてです。その背景として、現地での農法が森林伐採に繋がっていたという現状と生物多様性の生物多様性の豊かさと炭素吸収源としての機能などの魅力があったとのことです。具体的な行動として研修による知識の提供を通じて、現地の農家さんとのコミュニティをベースとした森林再生と、コミュニティの人たちが環境再生活動を継続できる土台づくりをしているとのことです。
最初のプレスリリースについての筆者の所感です。日本の農産物の品質は非常に高いと評価しており非常に高値で取引される品目もある中で、まだ国内販売を前提とした農業が多く、本来の価値よりも過小評価されているケースが多いと考えています。そういった中で、海外輸出を前提とした生産販売網の構築やブランディングは必須課題であると考えています。輸出網という点で、今回の資金調達とともにアンバサダーとして迎えたラクスルの福島氏の活躍に期待しています。
次のインタビューについての筆者の所感です。自社製品を製造し販売していく上で、原料の生産地の影響は今後の事業の方向性に大きく関わってくると考えています。そういった会社の将来性がかかっているという理由と、サステナブルの流れという時代的な理由が重なった時に、この活動をこの会社がやる理由が生まれるのだと考えています。他の企業でも、将来の事業のリスクになりうるかもしれないという観点で現状を観察することで、こういった活動への後押しになるのではないかと考えました。
ライター:濱本 舜也
PR TIMES & IDEAS FOR GOODの記事を読んで Vol.12

本日取り上げるプレスリリース及びニュースは以下の2つです。
・シェア買いアプリ年間売上No. 1※の「カウシェ」、総額約22億円の資金調達(シリーズB)を実施
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000064598.html)
・使われなくなった風力タービンが、スキー板に変身。北欧発の廃材活用アイデア
(https://ideasforgood.jp/2022/06/29/turbine-blades-skis/)
こんにちは、ONE Xのしゅんです。今回もPR TIMESやIDEAS FOR GOODの注目記事を取り上げさせていただきます。まず初めのプレスリリースはPRTIMESからで、シェア買いアプリのカウシェの資金調達についてです。Bonds Investment Groupをリードインベスターとして、SIG Asia Investment, LLLP(米国Susquehanna International Groupのグループ会社)、三井住友海上キャピタル、Sony Innovation Fund、モバイル・インターネットキャピタル、電通ベンチャーズおよび既存投資家から総額約22億円の第三者割当増資を実施したとのことです。カウシェは誰かと一緒に同じ商品を購入する体験を提供したシェア買いアプリです。
次のニュースはIDEAS FOR GOODからで、風力タービンの廃棄活用アイデアについてです。現状として風力タービンの90%はリサイクル可能で、リサイクルが難しい部分についてスウェーデンの大手電力会社のバッテンフォールはスキー板やスノーボードにリサイクルすると発表したとのことです。
最初のプレスリリースについての筆者の所感です。シェア買いはリアルの購入体験でよく目にしていたので、非常に興味深く感じましたので取り上げました。具体的には、コストコなどでシェア買いをする人を多く見かけます。こういったリアルの体験をデジタルでも同じように実現しているところにVCは注目したのだと考えました。
次のニュースについての筆者の所感です。リサイクル可能な廃棄素材は世の中多くあり、ただそういったものでもリサイクル率100%というものは少なく、こういったリサイクル率100%を目標に掲げている企業の動向は今後も注目したいところです。また、他の企業もリサイクルしていることだけでなくリサイクル率の可視化も行っていくことで、比較できるようになり、成功事例のデータがより収集しやすくなると考えました。
ライター:濱本舜也
新規事業を量産する熱狂コミュニティの作り方

ヱビナ電化工業様のMETALISMでの講演
新規事業を量産する熱狂コミュニティの作り方
ONE X 濱本隆太
こんにちは、ONE Xしゅんです。先日行われたMETALISMでの講演内容をテキストアーカイブさせていただきます。
当日はチェックインから始まり、途中に質問タイムを挟みながら濱本(隆)による講演が行われました。チェックインでは、自己紹介と趣味そして当日の気分や体調を発表する形式で進めました。それでは本題である、講演の内容に入ります。
自己紹介
まず自己紹介として濱本(隆)は現在勤めている総合電機メーカーやONE JAPANコミュニティのCHANGEなど多くの場で新規事業や事業開発に関わってきており、その数は600個以上にもなっています。また、人生の中でほしい部活とかサークルが「なかったら作る」という経験が多く、そういった組織の立ち上げの数は40個にもなっています。そういった新規事業開発や組織の立ち上げに関わってきた経験から熱狂コミュニティを作る上で大事なことを話していきました。
3つの原体験
濱本(隆)には3つの原体験があります。
1つ目は大学生の頃、トラックに轢かれた話です。その時、いつ死ぬかわからないなと思い、人生は一度きりなのだと悟りました。
2つ目は入社した先のパナソニックが潰れかけた時の話です。iPhoneが発売されてから事業部が縮小し、相次ぐリストラなどでショックを受けていた最中、休日にONE Panasonicという有志のイベントに参加したことで、人との出会いで自分の想いに気付き始めたそうです。イノベーティブな事業を創りたいと考えるようになりました。
3つ目は、AIデバイスの営業をしていた頃の話です。AIのことを知っていくとAIに自分の営業の仕事をとられるんじゃないか、オペレーションの仕事をとられるかもしれないと思うようになったそうです。今後はイノベーティブな仕事に集中しオペレーティブな仕事は消滅するのではないかと考えるようになり、事業を創る人になるという決意が生れました。
シリコンバレーの経験
濱本(隆)はパナソニックの新規事業プログラムでシリコンバレーにいったことがあり、そこで日本企業とシリコンバレーの企業の違いを感じたそうです。日本の企業は独占思考でシリコンバレーの企業はレイヤー思考という点です。SXSWというイベントで注目を浴びたTwitterやAirbnb、Uberなどがその代表例ですが、イベントが拡大するに当たって湧き出た課題を解消するサービスとして生まれ、他の企業とは別レイヤーで勝負することで協業をしているケースが多いというのが特徴です。
イノベーションと顧客共創型コミュニティ
イノベーション
次にイノベーションと顧客共創型コミュニティについて解説しました。イノベーション企業としてGAFAが強い理由は大きく分けて2つあります。
- ネットワーク効果
- アップデート
まずネットワーク効果について説明すると、ユーザー数やコンテンツ数が増えれば増えるほどサービスの価値が高まるものがその例です。
次にアップデートについて見ていくと、強い企業はアップデートを回す速度が早く、アップデートをしやすい仕組み作りがされています。その一例がテスラです。テスラは最初に売り出した車でもソフトウェアのアップデートにより機能を後から追加できるような工夫がされています。また、Amazonなどでも同じく、アップデートにより日々UIを少しずつ変えることでユーザーの体験に寄り添ったサービスの提供を行っています。
また、GAFAから学べるビジネスモデルの特徴として、プラットフォームであるという点です。それ以前はバリューチェーンのビジネスモデルが一般的だったのがGAFAの出現とともにプラットフォームのビジネスモデルに変わってきました。プラットフォームの特徴は3点あります。
- 顧客やサービスの数
- 継続利用の仕組み
- 2、3社が優位になると独占になる
顧客共創型コミュニティ
濱本(隆)は近年のデジタルサービスの流れを見て、これからは顧客共創PFの時代に突入すると考えています。今まではリーンスタートアップ1.0としてデザイン思考型事業開発が主流だったのですが、これからはリーンスタートアップ2.0として顧客共創型事業開発へ移行していくとのことです。その事例として、slackやdiscord、redditなどのアプリが挙げられます。
濱本(隆)自身も伴走支援するプロジェクトで、顧客共創型コミュニティの実現をしています。塩尻CxO Labやシン・シゴト服ラボ、大田区SDGs副業、そしてCHANGE。こういった顧客共創型コミュニティの実現をしていく中で、良い顧客共創型コミュニティには共通項があることがわかったそうです。
イシューから入ると盛り上がらないのです。だから、次の関係人口醸成サイクルを回すことで良い顧客共創型コミュニティになるとのことです。
- 好きの醸成
- 関わりの濃密化
- 課題への対峙
- 解決策の実行
そのコミュニティが好きだからこそ仲間同士で熱狂しあい、サービスの改善スピードが爆発的に上がるのです。一番大事なのは熱狂することです。
顧客共創型コミュニティの必要条件
顧客共創型コミュニティには3つの必要条件があると濱本(隆)は言います。
- 好きの醸成
- DOER
- コミュニティマネジメントの機能
順番に見ていきましょう。まず顧客共創型コミュニティの一番重要な最初のフェーズである「好きの醸成」が大事なのですが、ここで気をつけないといけないのはある共通の価値観の人を集めることです。その人たちが敬遠するようなタイプの人を混ぜないことが大事です。
次にDOERです。DOERのマインドセットとスキルセットを持っている人が必要条件です。逆に、インプット思考で何もギブしない人がいるとコミュニティ運営によくないので、そこに気をつけましょう。
最後にコミュニティマネージャーの機能です。コミュニティのフェーズごとに必要な役割が変わりますが、このコミュニティマネージャーは必要条件です。
質問タイム
ここで一度質問タイムを挟みました。
Q.DOERのマインドセットはどのように体系化したのか
A.ONE JAPANの行うCHANGEという新規事業プログラムの運営をやっていく中でCHANGEが掲げるDOERの理想の人物像を細分化することで言語化したのがこのマインドセットです。
Q.一緒にやろうってなるきっかけはどうやってるのか。
A.基本飲みの席が多いです。
Q.一緒にやりたいと思う人を最初に決めるのはどうやっているのか。
A.軽く一緒にやってみて一緒に走ってくれそうな人だったらやって、全然一緒に走ってくれない人とはやらないです。
ここから講演の後半になります。
企業内の3つの罠
濱本(隆)自身社内外含めて大企業を中心とした社内外新規事業に600件ほど関わってきたそうですが、その中で大企業が陥りやすい罠が3パターンあることに気づきました。
1つ目はPL思考の罠。2つ目は既存勢力の罠。3つ目は熱量の罠。順に詳しく見ていきましょう。
PL思考の罠
まず1つ目の「PL思考の罠」について見ていきます。日本企業の経営陣は黒字となることに注目し、利益で回収することを目標とするため長期投資だと考えてしまいがちです。それに対して、スタートアップ投資家は時価総額で考えるため、時価総額が上がりそうな銘柄は短期投資銘柄として見ることができ、投資が進みます。こういった投資意識の違いが大企業とスタートアップにはあり、大企業から新規事業が生まれにくい原因にもなっています。
この罠に対する心得は、「本気で大企業で新規事業をやるなら売却時の時価総額で評価してもらいながら必要なタイミングで突っ込んだ投資をしてもらうこと」です。また、一部を外部(資本関係外)に出すのも一つの手法です。資本関係があることで自らのルールに首を絞められる事態があるため、一部に出すことでそれを克服することができます。
既存勢力の罠
次に2つ目の「既存勢力の罠」について見ていきます。新規事業をやっていく中で既存事業等に不都合な事実が浮かび上がってくると総攻撃にあってしまうことがあります。
熱量の罠
最後に3つ目の「熱量の罠」について見ていきます。大企業には熱量がない人が潜んでいます。大企業の社内起業家はまあまあ熱量を持っていますが、中間層がストッパーとなり熱量が下がりやすい状態に陥っています。それに対して、スタートアップ企業は起業家はもちろん物凄い熱量を持っていますし、VCも熱い人ばかりですから熱量が上がりやすい状態になります。
三つの罠の処方箋
これらの大企業三つの罠には処方箋があります。それは既存のアセットを生かして、外部を活用することだそうです。詳細は別の機会にて。
ハードウェア事業の罠
ハードウェア事業の罠も3つあります。
1つ目はプロダクトアウトの罠。2つ目は外注思考の罠。3つ目は量産化の罠。順に詳しく見ていきましょう。
プロダクトアウトの罠
1つ目の「プロダクトアウトの罠」について見ていきます。ハードウェア企業がよくやってしまうケースがこれで、顧客発見や課題発見のフェーズを飛ばして自社の技術を追求してしまうケースです。
外注思考の罠
2つ目の「外注思考の罠」について見ていきます。外注思考によりコスト感がわかってない状態でミスを起こしてしまうケースがこれです。
量産化の罠
3つ目の「量産化の罠」について見ていきます。濱本(隆)自身の例で、想定していた顧客が全然いないのに量産化をしてしまい赤字を出してしまったという体験談が印象的でした。
今回の講演を終えての筆者の所感
今回の講演で印象的に感じたのは、コミュニティのDOERの存在とハードウェア事業の罠です。コミュニティ運営をしていく上で関わってくる人の存在がそのコミュニティに直結してしまうけれど、人はコントロールしにくい存在であるため、その辺りの調整が大事なのだと考えました。
もう一つのハードウェア事業の罠については、ソフトウェア事業にはないハードウェア事業ならではの罠だと感じました。物を作るだけで物自体にコストが最初に発生してしまうハードウェア事業はやはり小さく始めて、顧客の課題に沿っているか反応を見ていくのが大事だと感じました。その解決策としてクラウドファンディングは非常に有効だと考えました。
ライター:濱本舜也
PLUG AND PLAY JAPANの「脱炭素文脈における業界横断でのスタートアップ共創の可能性」を読んで

こんにちは、ONE Xのしゅんです。今回もPR TIMESやIDEAS FOR GOODの注目記事を取り上げさせていただきます。本日取り上げるケーススタディレポートはPLUG AND PLAY JAPANの「脱炭素文脈における業界横断でのスタートアップ共創の可能性」です。ぜひ皆さんも下記からダウンロードいただけると嬉しいです。
(https://japan.plugandplaytechcenter.com/ebook-achieve-cn/)
各業界に求められる役割という点で見ていきます。
・省エネと効率化
・電化の推進
・原料/燃料/プロセスの転換
・GHGの回収・利用
・電源構成の脱炭素化
そこで紹介されていたスタートアップ企業の中から、筆者が注目した企業5社について考察していきます。
・SmartDrive
・ION Storage System
(https://ionstoragesystems.com/)
・Syzygy Plasmonics Inc.
・Climeworks
・CircularTree
(https://www.circulartree.com/)
まず一つ目のスタートアップはSmartDriveです。東京都千代田区に拠点を置く会社です。こちらは省エネと効率化×モビリティの分野で紹介されておりました。モビリティデータを収集・解析し交通事故や渋滞の低減を目指しているとのことです。
筆者が着目した点は、その役割の最適化によるインパクトの大きさです。インフラの技術革新による取り組みは効果にラグが生じると考えているからです。
次に二つ目のスタートアップはION Storage Systemです。アメリカメリーランド州に拠点を置く会社です。電化の推進×モビリティの分野で紹介されておりました。こちらは高エネルギー密度の全固体リチウム金属電池を製造しています。
筆者が着目した点は、バッテリーの形状やサイズの変更を可能にしているという点です。バッテリーは電気自動車にも使用されるため、体積と重量の削減の実現は非常にインパクトの大きいものだと考えています。
三つ目のスタートアップはSyzygy Plasmonics Inc.です。アメリカテキサス州に拠点を置く会社です。原料/燃料/プロセスの変換×エネルギーの分野で紹介されておりました。こちらはわずか23kWhの電力で1kgの水素をアンモニアから99.999%の高純度に変換する高性能光触媒反応装置の開発をしたとのことです。ガス、化学、エネルギー業界での利用が期待されます。
筆者が着目した点は、水電解法と比較して20%以上の省電力であるという点です。化石燃料を必要としないため、二酸化炭素の排出量が削減できるのは大きいです。また従来の水電解法はエネルギー効率の低さが欠点としてあったため、その欠点を改善したこの会社の取り組みは非常に期待が集まると考えています。
四つ目のスタートアップはClimeworksです。スイスのチューリッヒに拠点を置く会社です。GHGの回収・利用×電機の分野で紹介されておりました。こちらは直接空気回収(DAC)施設を開発、構築、運用するスタートアップです。
筆者が着目した点は、二酸化炭素の排出の削減を可能にしているだけでなく、回収によりエネルギーとして変換を可能にしている点です。二酸化炭素をエネルギーとして価値転換していて興味深いと考えました。
五つ目のスタートアップはCircularTreeです。ドイツのベルリンに拠点を置く会社です。アプローチ共通×ソフトウェア・金融の分野で紹介されておりました。こちらはサプライチェーン全体のコンプライアンスワークフローを一元化することによって、ESG/CSR対策を可能にするソリューションを提供しています。
筆者が着目した点は、ブロックチェーンテクノロジーによりこれを可能にしている点です。ESGやCSRを考える際にサプライチェーンにおける貿易相手国の曖昧さはリスクになります。知的財産と機密性を保護しつつ、それをクリアにするブロックチェーンテクノロジーの利用は非常に有効だと考えています。
ライター:濱本 舜也
PR TIMES & IDEAS FOR GOODの記事を読んで Vol.11

本日取り上げるプレスリリース及びニュースは以下の3つです。
・客室電話が不要に!スマホでフロントコール、館内案内など表示できるアプリ「HOT/TEL」をリリース
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000523.000008585.html)
・Jリーグクラブ・ガンバ大阪が「土に還るカップ」を導入。テスト後の正直な声を聞く
(https://ideasforgood.jp/2022/06/27/gamba-osaka/)
こんにちは、ONE Xのしゅんです。今回もPR TIMESやIDEAS FOR GOODの注目記事を取り上げさせていただきます。まず初めのプレスリリースはPRTIMESからで、客室電話の機能をスマートフォンで実現できるアプリ「HOT/TEL(ホッテル)」のリリースについてです。ホテル業界の抱えていた課題として客室電話のコストの高さとPHSやインカムの老朽化がありましたが、このアプリの導入によりその解決が実現可能になるとのことです。
次のニュースはIDEAS FOR GOODからで、ガンバ大阪が導入した「土に還るドリンクカップ」についてです。導入の背景として2022年4月に施行されたプラスチック資源循環法があり、スポーツ界でもこの動きが加速しているとのことです。現状の課題としてコスト面の高さがあり、難しい点であるとのことです。
最初のプレスリリースについての筆者の所感です。DXの推進が加速する中で、コストの高いハードウェアを利用したこういったサービスはこのように代替されると感じたため取り上げました。ホテルサービスは特に端末の設置により、サービスの改善のスピードを上げることができるため、非常に効果的だと考えました。
次のニュースについての筆者の所感です。企業のSDGsの取り組みはこのように増えてきていますが、コストの高さが要因で導入を渋っている企業が多いと考えています。そのハードルを超える施策が広告だと思います。印刷に多少のコストがかかりますが、SDGsの推進に積極的な企業というアピールになるため、質という意味では普通の広告よりも効果があると考えています。
ライター:濱本 舜也
AND ON主催セミナー「大企業イノベーションの課題と解決策」に参加してみた
こんにちは、ONE Xのしゅんです。本日は6月9日に行ったAND ONでの講演内容について特に印象に残ったポイントをテキストアーカイブとしていこうと思います。
18:30-19:00 大企業イノベーションの課題と解決策
個人の原体験
濱本(隆)は3つの原体験があると言っていました。
1つ目は大学生の頃、トラックに轢かれた話です。その時、いつ死ぬかわからないなと思い、人生は一度きりなのだと悟ったそうです。
2つ目は入社した先のパナソニックが潰れかけた時の話です。iPhoneが発売されてから事業部が縮小し、相次ぐリストラなどでショックを受けていた最中、休日にONE Panasonicという有志のイベントに参加したことで、人との出会いで自分の想いに気付き始めたそうです。イノベーティブな事業を創りたいと考えるようになったそうです。
3つ目は、AIデバイスの営業をしていた頃の話です。AIのことを知っていくとAIに自分の営業の仕事をとられるんじゃないか、オペレーションの仕事をとられるかもしれないと思うようになったそうです。今後はイノベーティブな仕事に集中しオペレーティブな仕事は消滅するのではないかと考えるようになり、事業を創る人になるという決意が生れたそうです。
なぜCHANGE by ONE JAPANを作ったのか?
CHANGEを作った理由は、大企業から新規事業を産むためのスキルやノウハウがそれまで体系化されていなかったからだそうです。
濱本(隆)は、大企業新規事業の実践者コミュニティの「ONE JAPAN」に飛び込み、自分のキャリアをアップデートしようと考えました。そして、経済産業省が主催する「始動」というプログラムにも参加しました。こういった取り組みが社内に伝わり、新規事業部へ移動することになりました。
しかし、始動プログラムで学んだアントレプレナーの内容が大企業には通用しない事実に直面し、そこで初めて大企業から新規事業を産むためのスキルやノウハウが体系化されていないことに気づいたそうです。
そういった経緯から、「大企業から世の中を変革する」という想いのもと始まったのが大企業挑戦者支援プログラム「CHANGE by ONE JAPAN」だそうです。
CHANGEでは、スタートアップの側面を表すTシャツの部分と大企業の側面を表すスーツの部分の使い分けを体系的に学べるようになっています。そしてこれまでの2年間で200名以上のCHANGERを創出してきました。この仲間たちと共に8年後に毎年1万人のCHANGERを創出することを実現していきます。
また、パナソニック版CHANGEの「BOOST」も作ったそうです。現状の問題意識としてイントレプレナーが増えてこないという現実がありました。boostでは社員のwillを醸成し、市場・課題をシャープにするというアプローチをとっています。社内外経営者幹部も巻き込んでおり、国内従業員の3.5%を巻き込みました。その結果、入社時に比べて明らかに新規事業を増加させることができたそうです。
大企業イノベーションの3つの罠
濱本さん自身社内外含めて大企業を中心とした社内外新規事業に600件ほど関わってきたそうですが、その中で大企業が陥りやすい罠が3パターンあることに気づきました。
一つ目はPL思考の罠。二つ目は既存勢力の罠。三つ目は熱量の罠。順に詳しく見ていきましょう。
PL思考の罠
まず一つ目の「PL思考の罠」について見ていきます。日本企業の経営陣は黒字となることに注目し、利益で回収することを目標とするため長期投資だと考えてしまいがちです。それに対して、スタートアップ投資家は時価総額で考えるため、時価総額が上がりそうな銘柄は短期投資銘柄として見ることができ、投資が進みます。こういった投資意識の違いが大企業とスタートアップにはあり、大企業から新規事業が生まれにくい原因にもなっています。
この罠に対する心得は、「本気で大企業で新規事業をやるなら売却時の時価総額で評価してもらいながら必要なタイミングで突っ込んだ投資をしてもらうこと」です。また、一部を外部(資本関係外)に出すのも一つの手法です。資本関係があることで自らのルールに首を絞められる事態があるため、一部に出すことでそれを克服することができます。
既存勢力の罠
次に二つ目の「既存勢力の罠」について見ていきます。新規事業をやっていく中で既存事業等に不都合な事実が浮かび上がってくると総攻撃にあってしまうことがあります。
熱量の罠
最後に三つ目の「熱量の罠」について見ていきます。大企業には熱量がない人が潜んでいます。大企業の社内起業家はまあまあ熱量を持っていますが、中間層がストッパーとなり熱量が下がりやすい状態に陥っています。それに対して、スタートアップ企業は起業家はもちろん物凄い熱量を持っていますし、VCも熱い人ばかりですから熱量が上がりやすい状態になります。
三つの罠の処方箋
これらの大企業三つの罠には処方箋があります。それは既存のアセットを生かして、外部を活用することだそうです。詳しくはCHANGEプログラムで解説されるそうです。
これからは顧客共創の時代
濱本(隆)は近年のデジタルサービスの流れを見て、これからは顧客共創PFの時代に突入すると考えています。今まではリーンスタートアップ1.0としてデザイン思考型事業開発が主流だったのですが、これからはリーンスタートアップ2.0として顧客共創型事業開発へ移行していくとのことです。その事例として、slackやdiscord、redditなどのアプリが挙げられます。
濱本(隆)自身も伴走支援するプロジェクトで、顧客共創型コミュニティの実現をしています。塩尻CxO Labやシン・シゴト服ラボ、大田区SDGs副業、そしてCHANGE。こういった顧客共創型コミュニティの実現をしていく中で、良い顧客共創型コミュニティには共通項があることがわかったそうです。
それは次の関係人口醸成サイクルを回すことで良い顧客共創型コミュニティになるとのことです。
- 好きの醸成
- 関わりの濃密化
- 課題への対峙
- 解決策の実行
逆に失敗パターンもあるそうです。それは課題から入るパターンです。
そのコミュニティが好きだからこそ仲間同士で熱狂しあい、サービスの改善スピードが爆発的に上がるのです。一番大事なのは熱狂することです。
まとめ
今回の濱本さんのお話で、大企業イノベーションを起こすには次の3つを行動に落とし込むことが重要ということです。
- 大企業の罠を避ける
- 熱狂するコミュニティを活用する
- 顧客共創でイノベーションを加速する
また、このイベント会場であるコワーキングスペースのANDONも顧客共創型コミュニティなので、どんどん活用しまくろうとのことでした。
筆者の所感
筆者として考えたことは三点あります。
まず一つ目はCHANGEについてです。新規事業のプログラムは多く存在しますが、CHANGEがそれらと異なる点は社内起業家という大企業のアセットを生かした起業方法のスキルやノウハウが得られるという点です。濱本(隆)がおっしゃっていたTシャツとスーツの使い分けをし、どちらの性質も上手く理解しながら新規事業をする方法が学べるという点で凄く魅力的だと思いました。
次に二つ目の大企業の罠についてです。大企業って新規事業やるには身動きが取りづらいからスタートアップに必要なスピードが出せずに、熱が冷め、新規事業が生まれないという悪循環があると思うのですが、それをどう回避すればいいのかを説明してくれたのは非常に大きいと思っております。
そして三つ目の顧客共創型コミュニティについてです。濱本(隆)自身の事業支援や伴走経験から体系化した顧客共創型コミュニティというのは非常に説得力のあるもので、確かに課題から考えてしまうと課題山積みの状態になってそのコミュニティが持っているバリューが見えづらくなる傾向があるように思います。この好きの醸成を先にアプローチしそこのコミュニティにハマることで、課題からアプローチするときには見えなかったものが見えるようになるということは確かにあると思います。その好きの醸成具合が循環サイクルのエネルギー源になるので、熱量が重要になってくるというのは非常に腑に落ちました。
19:00-19:30 パネルディスカッション「大企業オープンイノベーション座談会」
KEIKYU 坂巻康治さん
CHANGE by ONE JAPAN 濱本隆太
TOYOTA CONIQ Pro 岩岡宏樹さん
ReGACY Innovation Group 金子佳市さん(ファシリテーター)
8つのワードでトークをしていきます。
夢について
金子さん「WILL 皆さんの夢は?」
坂巻さん「濱本さんの講演が刺さりまくりました。よく課題から考えがちだけど好きなことから考えるといいってことに腹落ちをしました。うちの沿線が好きだし、元気のない姿を見ていたくないなと考えています。前職で地方でガイドブックを作る仕事をやっていた時もその街が好きになったら良い記事ができてっていう良い循環があったのを思い出しました。だから、自分が今仕事している京急線という沿線が好きになって、いい思いをさせてあげたくて、そういうのがきっと自分にも返ってくるんじゃないかと思っています。」
岩岡さん「元々広告会社ということがあるので、生活者発想とか心を動かすという想いから、ワクワクするようなビジネスをやっていきたいと考えています。」
スタートアップと大企業の関わり方
金子さん「CONIQさんってスタートアップの方と上手に共創しているなという印象があるのですが、スタートアップとの関わり方はどのようにしているのでしょうか。」
岩岡さん「事業を開発する上で、凄く尊敬する存在であると考えていて、ライバルというよりパートナーというスタンスで常に考えています。」
金子さん「大企業とスタートアップの違いって文化で言うと何だと思いますか。」
濱本(隆)「スタートアップは圧倒的なスピードですね。大企業は圧倒的なアセットがあってそこが強みですね。実際スタートアップはガバナンスをやられることが多いけど、その辺は大企業はしっかりしているのでそこは強みですね。」
金子さん「夢についても聞いていいですか。」
濱本(隆)「二つあって、一つは半径5メートルぐらいの人を幸せにしたいです。もう一つは世界一のイノベーションを起こしたいですね。」
金子さん「ありがとうございます。半径5m以内というのが凄く響きました。実は私元々パナソニックの地方の工場で働いているときに濱本さんに引っ張っていただいて新規事業の道に進みました。」
地域ごとのイノベーションに差はあるのか?
金子さん「私自身の原体験もそこですし地域によっても凄くイノベーションの差が大きいなって感じていて、本質的にイノベーションの違いがあるんじゃないかと考えているんですけど、花巻さんどうですか。」
花巻さん「同じ沿線でも全然違いますね。横浜でも三浦でも。その地域なりにスタートアップとの関わり方や考え方も違いますね。」
岩岡さん「街一番で、街単位で捉えている考え方があります。地域と大企業の想いが重なった時にイノベーションが進むんだろうなって気がします。」
大企業の課題
濱本(隆)「パナソニックという観点で言うと、コングロマリットディスカウントです。やってない領域とかがある方が逆にやりやすいというのがあるかもしれないです。アセットにもなる部分もあればデメリットにもなりますので。」
花巻さん「元々鉄道会社って文化としてクリエイティブではないので。とはいえ仲間なので社員同士の距離が近いからこそ、話せば理解してくれることが多い気がします。」
岩岡さん「マーケティングのセクションが24セクションあって、ビジネスをしているところも同じぐらいあリました。課題とかアイデアとかそれぞれが考えていることがあると思うんですけど、多分被ってることもあると思うんですね。だから、ニーズとシーズのマッチングが上手くいくとイノベーションが上手くいくと気がしますね。」
コミュニティへの期待
濱本(隆)「メッセージは変わらず熱狂から面白い事業が生まれると思っております。キャンプ好きなんですけど焚き火って木の距離間が大事で、コミュニティもそれと一緒だと思うんですよね。」
ANDONへの期待
岩岡さん「二つあって、一つはこの熱量を会社に戻していきたいです。もう一つは現状としてスタートアップと出会える場所って増えたと思うんですけど、そこと大企業とが繋がれる場所はここの特徴だと思います。」
花巻さん「熱を冷ましてはいけないと思っていて、そのブースターとしてありたいですね。ANDONはドアだと思っていて使いたいなと思うスタートアップさんがいたらぜひこのドアをノックしてもらいたいです。」
パネルディスカッション後の筆者の所感
パネルディスカッションを聞いて、スタートアップにはスタートアップの良い部分があって、大企業には大企業の良い部分があって、完全に別になるのではなく良い関係性を築くことで、新たな面白い事業が生まれるのではないかと考えました。またイノベーションの地域差があるとおっしゃっていましたが、案外既存の権力関係が何もない街の方がイノベーションが起きやすかったりするし、現在イノベーションが起きていない街でも熱量が集まることでイノベーションの街に生まれ変わることができる可能性を秘めているのではないかと考えました。
ライター:濱本舜也
PR TIMES & IDEAS FOR GOODの記事を読んで Vol.10

本日取り上げるプレスリリース及びニュースは以下の3つです。
・キャディ、新サービス“図面データ活用クラウド”『CADDi DRAWER』(キャディドロワー)提供開始
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000039886.html)
・服で困ってる人と、近所の仕立て屋をマッチング。古着を楽しくするアプリ「Sojo」
(https://ideasforgood.jp/2022/06/22/sojo-clothes-alterations/)
こんにちは、ONE Xのしゅんです。今回もPR TIMESやIDEAS FOR GOODの注目記事を取り上げさせていただきます。まず初めのプレスリリースは、製造業における図面の活用を軸にDXを支援するクラウドシステム「CADDi DRAWER」の提供開始についてです。既存事業である受発注プラットフォーム「CADDi」で培った高度な図面解析技術を活かし、「類似図面検索」の機能を搭載することで図面データ活用による調達原価削減・図面検索工数削減を実現するサービスになっているとのことです。
次のニュースは、「服を直したい人」と「服のお直しができる地元の仕立て屋」をマッチングしてくれる「Sojo」というアプリについてです。2022年6月現在はロンドンだけで使えるようになっており、サービスの仕組みとしては、ユーザーが注文をすれば自転車に乗った配達員が服を取りに来て、数日後にお直しされた服を届けてくれる仕組みになっているとのことです。
最初のプレスリリースについての筆者の所感です。図面データのクラウド管理と共にそれの活用によりコスト削減や工数削減を提供できるという点で非常に興味深いと考えました。クラウド管理の一番の特徴である検索性というのが今回のサービス提供で非常に活きているのだと感じました。
次のニュースについての筆者の所感です。近年のサステナビリティへの注目は高まっており、こういったサービスは日本でも需要がありそうだなと考えました。服は愛着が湧くものだと思いますので、好きなものは着続けたいものです。流行語にもなった「断捨離」の「ときめくものは残す」ことが大事という考え方は、こういったサービスの後押しにもなりそうだなと考えました。
PR TIMES & IDEAS FOR GOODの記事を読んで Vol.9

本日取り上げるプレスリリース及びニュースは以下の3つです。
・アート業界のDXを目指す、ギャラリーのためのクラウドサービス「ArtXCloud」を提供開始
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000102510.html)
・ペット総合アプリ『Pet』、ペットと遊べる施設を紹介する「遊びSpot」チャンネルを新設
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000083628.html)
・サンリオピューロランド初!リアルとバーチャルの世界が融合した新感覚エンターテイメント「Nakayoku Connect」7月15日(金)より上演決定
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000320.000007643.html)
こんにちは、ONE Xのしゅんです。今回もPR TIMESやIDEAS FOR GOODの注目記事を取り上げさせていただきます。まず初めのプレスリリースは、ギャラリーのためのクラウドサービス「ArtXCloud」の提供についてです。従来のギャラリーの課題として、ECとオフラインの在庫管理の連携やその他の管理システムの統合の遅れがありました。そのために、従来の個別の管理方法からクラウド管理への移行を提案するのがArtXということです。
次のプレスリリースは、ペット総合アプリ「Pet」の「遊びSpot」チャンネルの新設についてです。家やご近所だけでなくペットを連れてお出かけしたいという声から、ペット同伴可能なテーマパーク、レジャースポット、ホテルなど多種類の施設を紹介する「遊びSpot」チャンネルの新設が実現したとのことです。
最後のプレスリリースは、サンリオピューロランドのリアルとバーチャルの世界が融合した体験型ショー「Nakayoku Connect」の上演についてです。ピューロランド内だけでなくバーチャルでもショーを同時上演をするのはサンリオとしては初の試みです。
「Nakayoku Connect」の詳細はこちらです。(https://www.puroland.jp/nakayoku_connect/)
まず最初のプレスリリースについての筆者の所感です。ギャラリー運営はギャラリー毎に個別で独自の管理方法をとっていることが多いと考えていて、こういったクラウドシステムの提案はわざわざ管理システムの整備の開発にお金や時間をかけることに躊躇していた方にとっては朗報なのではないかと考えました。もちろん現代の様々なツールを使えば独自に用意することも可能ですが、そこに時間を割かずに一括管理できるという点も嬉しいポイントだと考えています。
次のプレスリリースについての筆者の所感です。ペット同伴でお出かけしたいという需要は近年増加傾向にあり、その需要に応えるようにそういった施設も増えています。また、そういった情報で検索条件を絞ることができる旅行サイトやホテル検索サービスも増えてきています。しかしながら、そういった媒体のターゲットは広く分散しているため、ペット同伴可希望のユーザーなら「ペット同伴可」という条件検索をさせるという負担をユーザー側にかけています。そのため、こういった「Pet」のようなメインターゲットを絞ったアプリでペット同伴可の施設が紹介されるチャンネルが新設される動きは、よりユーザー目線に立っていて優しいなと考えました。
最後のプレスリリースについての筆者の所感です。サンリオピューロランドのようなリアルのエンターテイメント施設がバーチャル世界に注目し同時上演を実施することに意外性を感じました。筆者はVRデバイスの普及やVtuber文化の浸透がVR文化の発展に貢献してきたと考えています。そしてここ数年でそういったVRを通したイベントやライブが多く開催されてきました。ただ、まだVtuber文化は世間一般に広く受け入れられた訳ではないと考えており、聞いたことはあるし見かけることはあるけど詳しくは知らない人も多いと考えています。イノベーター理論でいうところのキャズムは超えたかもしれないがレイトマジョリティつまり新しいものに対して消極的な層にはまだ浸透していない状態と考えています。しかしながら、リアルのエンターテインメント施設がこういったバーチャル世界を交えたショーをすることは、そのバーチャル世界の流れがエンターテイメント施設のマーケター担当がゴーサインを出すほどの段階まで来たとも解釈できますので、この市場はより一層拡大していくと考えています。
ライター:濱本舜也
CHANGE応募応援企画第3弾 新規事業を生み出す秘訣

こんにちは、ONE Xのしゅんです。本日は6月15日に行ったCHANGE by ONE JAPANの講演内容について特に印象に残ったポイントをテキストアーカイブとしていこうと思います。森氏、土井(ONE X)、濱本(ONE X)の3人の原体験に迫るセッションでしたので、ぜひこの機会に読んでいただけると嬉しいです。
PART1
CHANGE概要説明
まず初めに、濱本からCHANGEの概要説明がありました。イノベーションで新しい事業を生み出す必要があります。CHANGEの参加のメリットは三つあります。コミュニティ、マインドセット・スキルセット、情報発信です。CHANGEは大企業を変えたいDOERが集まるコミュニティです。毎週日曜日にオンライン形式のセミナーワークショップを実施しています。メンターについては80名以上の経験豊富なメンターがいます。募集は6/24正午までなのでエントリーがまだの方はまずエントリーをしてからこの記事を読むことをおすすめします。
森氏 ご講演
#地味×起業 #自販機オタク
自己紹介
新卒入社でサントリーに入社して11年目。5つぐらいの新規事業を二人体制で行っています。部署としての新規事業部とかではなく、個人的に勝手に立ち上げた事業だそうです。アウトルック研究家として本の執筆なども行っています。森さんのミッションは、「自販機のV字回復に資する新ビジネスを創ること」です。
なぜ自販機なのか。
世界No.1が狙える数少ない産業が自販機だと森さんはおっしゃっていました。自販機のイメージは地味でしょぼくて古いという印象を受けますが、そういった印象なのに生き残っている珍しいシーラカンス的ビジネスです。自販機一個あたりの売上は一日二千円です。一日当たりの売り上げの高いスーパーなども含めた小売業の中で、一番売り上げが低いのに生き残ることができているビジネスが自販機です。そして自販機を最強のIot小売/サービス業として再定義することで、ビジネスチャンスを狙うとのことです。具体的には、自販機の余剰ボタンを活用することで飲料以外の物を販売したり、社長のおごり自販機という試みをしています。地味でも会社の持っている資産をうまく活用することで、テクノロジーに囚われすぎず面白い事業にチャレンジできるとのことです。
Q.着想はどうやっていますか。
森さん「会社の持っている資産を何かしらの軸で因数分解します。その軸を退化させることで進化させます。部分的退化進化戦略です。例えば、自販機は冷蔵機能を使わなかったらセルフレジになります。」
土井「事業開発の最初の一歩」
社内新規事業のススメ-大きな会社で新しい会社を生み出すには-
土井さんの紹介として、多くの事業開発に関わっており、事業開発のプレイヤーとしてそして事業開発の場づくりを主にやっています。キャリアは改善からはじまったそうです。トヨタの中古車物流改善をやっていました。また「改善の部署」から一度も異動せずに、組織を超えて動き回っていたとのことです。成長事業や成熟事業に対して経営管理するのが改善で、探索事業をやるのが新規事業ですが、土井さんは全部やりたいと考えました。新しいことをやる時は出島を作りたがる傾向にあると思います。事業の成熟度によってそこの組織が大事にしていることが違うため、新しいことをしたくてもレポートライン通りの決裁をする組織では厳しいので、有志で勝手にやるという方法をとったそうです。
そこで最初はラフに勝手に企画書を作って偉い人に当てまくったそうです。そこでの反応がよかったので、会社イントラに「トヨタを変えよう」というのを載せてしまったそうです。ですが、実際に開催すると100名以上の人が集まったそうです。また、元々トヨタも1から新規事業を作ってきた会社だから、創業者の言葉を借りて、「A-1 TOYOTA」を始めたとのことです。こうして始めたビジコンが大きくなり、その中で大事だと思ったのは継続したことだそうです。
こういった経験からの気づきは「有志ならできる」ということです。有志ならしがらみに囚われず自由にできます。そうして、有志でやったことを事業化するための新規事業の提案制度を作って、段階を進めていったそうです。
土井さんの場合はそういった仕組み作りをやりましたが、今はその仕組み作りはいりません。CHANGEがその仕組みになっているので、これに参加することで新規事業をやることができるからです。
未来は予測不可能ですが、行動することで未来を変えることができます。CHANGEにエントリーをしましょう。
Q.反対されたりとか馬鹿にされた時にどういう風に思ってたのか。
毎日面白くなくて何かを変えたいなって思ってたからちょっと朝活してみたんですけどそれが変わるきっかけでした。何かやってみたら変わると思います。
Q.どうやって出向を勝ち取ったか。
私は、初めてベンチャーに出向したパターンです。調整に一年半ほどかかりました。みんな決められないだけでダメとは言わないから、みんながいいって言ってるってことを証明して上司に言えば決めてもらえます。たらい回しにされてる状況は悪い状態ではないです。決められない状況なだけです。
濱本「熱狂するコミュニティと事業開発」
今回のメッセージは「熱狂するコミュニティを活用してイノベーションを起こそう」です。熱狂するコミュニティってなんだと思ったかもしれませんが、CHANGEのことです。
3つの原体験
濱本さんは3つの原体験があるとおっしゃっていました。
1つ目は大学生の頃、トラックに轢かれた話です。その時、いつ死ぬかわからないなと思い、人生は一度きりなのだと悟ったそうです。
2つ目は入社した先のパナソニックが潰れかけた時の話です。iPhoneが発売されてから事業部が縮小し、相次ぐリストラなどでショックを受けていた最中、休日にONE Panasonicという有志のイベントに参加したことで、人との出会いで自分の想いに気付き始めたそうです。イノベーティブな事業を創りたいと考えるようになったそうです。
3つ目は、AIデバイスの営業をしていた頃の話です。AIのことを知っていくとAIに自分の営業の仕事をとられるんじゃないか、オペレーションの仕事をとられるかもしれないと思うようになったそうです。今後はイノベーティブな仕事に集中しオペレーティブな仕事は消滅するのではないかと考えるようになり、事業を創る人になるという決意が生れたそうです。
なぜCHANGE by ONE JAPANを作ったのか?
CHANGEを作った理由は、大企業から新規事業を産むためのスキルやノウハウがそれまで体系化されていなかったからだそうです。
濱本さんは、大企業新規事業の実践者コミュニティの「ONE JAPAN」に飛び込み、自分のキャリアをアップデートしようと考えました。そして、経済産業省が主催する「始動」というプログラムにも参加しました。こういった取り組みが社内に伝わり、新規事業部へ移動することになりました。
しかし、始動プログラムで学んだアントレプレナーの内容が大企業には通用しない事実に直面し、そこで初めて大企業から新規事業を産むためのスキルやノウハウが体系化されていないことに気づいたそうです。
そういった経緯から、「大企業から世の中を変革する」という想いのもと始まったのが大企業挑戦者支援プログラム「CHANGE by ONE JAPAN」だそうです。
CHANGEでは、スタートアップの側面を表すTシャツの部分と大企業の側面を表すスーツの部分の使い分けを体系的に学べるようになっています。そしてこれまでの2年間で200名以上のCHANGERを創出してきました。この仲間たちと共に8年後に毎年1万人のCHANGERを創出することを実現していきます。
これからは熱狂コミュニティの時代
濱本さんは近年のデジタルサービスの流れを見て、これからは顧客共創PFの時代に突入すると考えています。今まではリーンスタートアップ1.0としてデザイン思考型事業開発が主流だったのですが、これからはリーンスタートアップ2.0として顧客共創型事業開発へ移行していくとのことです。その事例として、slackやdiscord、redditなどのアプリが挙げられます。
濱本さん自身も伴走支援するプロジェクトで、顧客共創型コミュニティの実現をしています。塩尻CxO Labやシン・シゴト服ラボ、大田区SDGs副業、そしてCHANGE。こういった顧客共創型コミュニティの実現をしていく中で、良い顧客共創型コミュニティには共通項があることがわかったそうです。
イシューから入ると盛り上がらないのです。だから、次の関係人口醸成サイクルを回すことで良い顧客共創型コミュニティになるとのことです。
- 好きの醸成
- 関わりの濃密化
- 課題への対峙
- 解決策の実行
そのコミュニティが好きだからこそ仲間同士で熱狂しあい、サービスの改善スピードが爆発的に上がるのです。一番大事なのは熱狂することです。だから、熱狂するコミュニティのCHANGEを活用しましょうとのことです。
Q.Appleみたいなイノベーションな会社を作りたいって新規事業の方にシフトしたのはいつ頃ですか。
濱本さん「7年目です。」
事務局の松下さん「意外と中堅になってから踏み出してるっていうのが、「もうそんなに若くない」って思う方もいるかもしれないけど、そこ違うんだなって濱本さんから学びました。」
パネルディスカッション
Q.これだけできるのになんで独立しないんですか。
森さん「私のポイントとして、low-risk、low return、High impactっていうのがあるのですが、三つ目のHigh impactの部分が違うんです。やっぱり自分の生きた証を残したいので、会社の中でチャレンジをするっていう方向にしました。」
土井さん「大企業の可能性を諦めていないから信じてるからです。自分一人で成功するよりも自分が動いて型にしてエネ増ししてトヨタ的に言うと標準化するとインパクトが全然違うので。」
濱本さん「ベンチャーとか大企業とか意識していなくて、目的は社会の負を解決することなので、それに合わせて立場とかを上手く使えばいいと思っています。」
Q.モチベーションの維持について
森さん「自分のことを褒めてくれる仲間とかと食事に行くことです。「俺はお前の可能性信じているから」って言ってくれる先輩がいて、どうしても凹む時があるので、その期待に答え続けることがモチベーションになっています。」
土井さん「無限には走れないと思っていて、辛くなった時はガソリン供給をしています。CHANGEとかはそういう場で、そういう同じ感覚でやっている人たちと一緒に飲むっていうのが僕にとってはモチベーションの維持になってます。」
濱本さん「週3回以上熱量の高い人と会うみたいなことはやっています。でも、根本として新規事業やってる人は熱量高い人多いから、新規事業やってる人と一緒に仕事をすると自然と熱量が上がりますよね。」
Q.時間がないんですけど、どうしてますか。
濱本さん「森さんの本を読むことです。業務の効率化は常にやりたいからやってますし、時間がないのは意識の問題なので、暇だと思ってると時間が生まれます。だから忙しいと思うことを辞めることですね。」
土井さん「本業で120%結果出さなかったらやらせないからって尊敬している人に言われて、それでめちゃくちゃ効率化しようって思って、マインドが変わったから、ここで気をつけてほしいのは本業120%っていうのを意識してほしいですね。」
森さん「仕事を選べるステージにどう近づけていくかですね。時間効率高く結果が出る仕事をすると変わるので。」
Q.社内での仲間作りがなかなか上手くいかないのですが、どうやった仲間ができますか。
森さん「楽しそうに仕事をしてると伝えたい人に届くので、自分でそれを表現することですね。」
土井さん「フットワーク軽く飲みに行ってたので、それが一つですね。」
濱本さん「楽しいところに人が寄ってくるので、悲壮感を避けるのは大事ですね。しんどそうにしている人と一緒に仕事したいって思わないですからね。」
Q.「好きの醸成ってキーワードになってると思ったんですけど、willに向き合えば向き合うほど好きと苦しさが混じり合うと思うんですけど、どうモチベーションを維持したりどう熱狂をコントロールしてきたのですか。」
濱本さん「好きの醸成と課題の間に関わりの濃密化があるんですね。コミュニティの作り方は焚き火と一緒で距離感が大事で、その濃密化が上手くいけば超えられるので、それをいかに作るかだと思います。」
Q.どうやって新規事業のファーストステップを歩んだんですか。
森さん「ある日、自販機分解したりしてたので、その答えが一番難しいですね。その組織の中で異質であることを受け入れられるキャラ変をいかにするかっていう問題でもあると思います。やっぱり異質であり続けるっていうのを随所随所で突っ込むっていう。」
土井さん「willとかなかったけど、後から作れるので。僕なんて最初はフットワーク軽く飲んでただけなので。今何か行動したら未来が変わってくるので。」
濱本さん「やる。やり続けるだけですね。それを辞める理由を作らない。それだけの違いですね。」
最後に三人からのメッセージ
森さん「人間、勝ち組に入りたい人と勝ち組を作りたい人の二パターンいると思います。ほとんどは入りたい方だと思います。新規事業をやる人は勝ち組にすることだと思います。自分の周りの人たちとか応援してくれてる人とかごとですね。こっちは茨の道なんですけど、勝ち組に変わった瞬間、一生の成功体験になるし財産になるし快感になるし忘れられない経験になると思います。だから、勝ち組に入りたい欲望を捨てて、全ての関係者を勝ち組に変えていくそんな情熱で一歩踏み出してもらえるといいかなと思います。」
土井さん「やりたいことなんて変わっていいんです。だから今何考えててもいいんです。新規事業って誰かの困りごと解決なので、きっとその一歩が誰かの課題解決になるんです。やらないとその人の課題も解決しません。だから、CHANGEで一歩踏み出していただければと思っています。」
濱本さん「人生一度しかないので、明日何か起こるかもしれないので、後悔がないようにしたいじゃないですか。だから、面白いことをやりましょう。新規事業は大変なことが多いですけど、絶対面白いので。」
第二期ファイナリスト ドコモCS関西 坂東さんピッチ
坂東さんの紹介
漫画家は専業にするのが難しいのが現状なので、坂東さんの事業は漫画を専業にすることで活躍の場を増やすことを目指しています。中間コストを省くことでこの課題を解決しようとしています。このようにCHANGEに参加することで事業を作り、人生が変わりました。そして、共感してくれる仲間に出会えたことが CHANGEに参加したことが一番よかったことだそうです。
PART2
第二期ファイナリスト 富士通中西さん体験談
中西さんからのメッセージは「人はいつからでもどんなところからでも飛べる」です。CHANGEに参加したのは35歳でした。参加したことでスキルセットマインドセットを体得し、後押しをしてもらえたそうです。最初はないない尽くしだったそうですが、参加することで変わったそうです。
イベントを終えて筆者の所感
行動していくことで現状を変えていった方々のお話を聞いて、何か変えるためには行動を変えるしかないのだなと考えました。またコミュニティが秘める内なるパワーを感じました。そして登壇者の方に共通して言えることが、自分の立場を上手く利用しながらどうやったら一番動きやすいかなどを常に考えて動いているように見えました。大企業にいるから新規事業ができないと思わずに、CHANGEに参加して自分が変わることで、自分の周りから面白くしていくことができるんじゃないかと考えました。
ライター:濱本舜也
PR TIMES & IDEAS FOR GOODの記事を読んで Vol.8

本日取り上げるプレスリリース及びニュースは以下の3つです。
・BtoB受発注システム「CO-NECT」を運営するCO-NECT株式会社が、3.7億円の資⾦調達を実施。累計流通総額は100億円を突破。
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000017245.html)
・日本のプロダクトマネジメント動向を調査した「Japan Product Management Insights 2022」を公開。
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000076399.html)
こんにちは、ONE Xのしゅんです。今回もPR TIMESやIDEAS FOR GOODの注目記事を取り上げさせていただきます。まず初めのプレスリリースは、BtoB受注システム「CO-NECT」の運営をするCO-NECT株式会社の資金調達についてです。BtoB受注システムの「CO-NECT」は、従来のアナログな受発注業務を簡単にデジタルに置き換えられる受発注システムです。資金調達の背景として、各種業務のデジタル化やペーパーレス化の加速があり、商取引のDXの拡大を見通したものとなっております。
次のプレスリリースは、日本のプロダクトマネジメント業務に従事する方493名を対象に株式会社フライルが実施したアンケート調査「Japan Product Management Insights 2022」についてです。このレポートでは、プロダクトマネジメントを担う方の業務の実態や課題、動向について明らかにし、日本のプロダクトマネージャーの現状と今後が書かれています。こちらのレポートに関連して、7月5日(火)にZOOMでのオンラインイベントも開催されるとのことです。
まず初めのプレスリリースについての筆者の所感です。FAXをほとんど使ったことがない世代から考えて、現在も取引にFAXを利用している中小企業が多くあるというのは非常に驚きました。また、デジタル技術によりビジネスを加速させる「デジタルトランスフォーメーション」の加速は政府の成長戦略にも位置付けられているため、今後もこの流れが継続していくことでしょう。
次のプレスリリースについての筆者の所感です。日々のプレスリリースもですが、こういったレポートも今後のビジネスのヒントになると考えております。このレポートで気になったのは、「良い開発のアイデアを生み出す情報ソース」としてユーザーフィードバックやユーザーインタビューが多いという点で、こうしたユーザーから得られる情報がアイデアのために重要であることが見てとれます。
ライター:濱本舜也
PR TIMES & IDEAS FOR GOODの記事を読んで Vol.7

本日取り上げるプレスリリース及びニュースは以下の3つです。
・ナレッジワーク、Salesforce Venturesなどから資金調達。Sales Techを展開する事業会社との連携を推進(シリーズAラウンド2ndクローズ)
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000063428.html)
・シンプルフォーム、法人調査プロセスを自動化する「SimpleCheck」を正式リリース ~シリーズAラウンドにて7億円の資金調達を実施~
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000101212.html)
こんにちは、ONE Xのしゅんです。今回もPR TIMESやIDEAS FOR GOODの注目記事を取り上げさせていただきます。まず初めのプレスリリースは、株式会社ナレッジワークがSalesforce Ventures、ユーザベース、Sansan、One Capitalを引受先とするシリーズAラウンド 2nd クローズにて、2億円の第三者割当増資を完了したことについてです。この度の資金調達及び事業会社との連携を通じて、国内におけるセールスイネーブルメントの普及及び顧客への提供価値の向上に取り組んでいくとのことです。セールスイネーブルメントとは、「営業ができるようになる」という営業担当の「成果の向上」や「能力の向上」を実現する営業強化の手法のことです。
次のプレスリリースは、シンプルフォーム株式会社が法人調査プロセスを自動化するクラウド型ソフトウェア「SimpleCheck(シンプルチェック)」をリリースしたことについてです。サービス開始の背景には、金融サービス非対面化の波と規制強化の流れがあり、それがボトルネックとなり商売のスピードとスケールを阻害している現状がありました。今後は個人事業主を調査するプロダクトのリリースも予定しているとのことです。
最初のプレスリリースについての筆者の所感です。営業手法については企業ごとに標準化されているところもあれば、属人化しているところもあると考えています。また、標準化しているところでも細かい手法などは属人化しているというところが多いですよね。そういった中で、こういった営業担当の悩みを解消できるツールの使用は営業担当間での共通言語化にもなると考えています。
次のプレスリリースについての筆者の所感です。デジタル化の推進により会社の設立やその会社のホームページの作成などが以前よりも容易になりましたが、情報量の多さや業務の煩雑さもあり法人調査における現場担当者の負担が現状としてありました。そういった中で、情報の乏しさが原因で審査が通りにくかった人にも審査ができるようになるというのは、起業や事業の加速を後押しするといった意味で非常に期待が持てると考え
PR TIMES & IDEAS FOR GOODの記事を読んで Vol.6

本日取り上げるプレスリリース及びニュースは以下の3つです。
・食べチョク、シリーズCで約13億円の資金調達を実施。地銀系ベンチャーキャピタル6社などと地域連携を強化し、生産者の販路拡大をサポート。
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000178.000025043.html)
・弁護士ドットコム、リクルートと業務提携契約を締結。法務の規約管理を支援するSaaSプロダクト「termhub」の共同開発を開始
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000224.000044347.html)
・速度制限を守るだけで宝くじに当たる?スウェーデンの「北風と太陽」ルール
(https://ideasforgood.jp/2022/06/10/speed-camera-lottery/)
こんにちは、ONE Xのしゅんです。今回もPR TIMESやIDEAS FOR GOODの注目記事を取り上げさせていただきます。まず初めのプレスリリースは、食べチョクの資金調達についてです。既存株主であるジャフコグループ株式会社をはじめ、新生企業投資株式会社などを引受先とする約13億円の第三者割当増資を行ったとのことです。産地直送のプラットフォームを提供する食べチョクに登録する生産者の年齢層は現在40代から50代と若い方が多いですが、高齢の生産者からのサポートを求める声などもあります。資金調達の背景として、こういった高齢の生産者のサポートの強化やエンジニアや経験値のあるエグゼクティブ人材の採用の強化、そして企業との連携やマーケティングの強化などの目的があるようです。
次のプレスリリースは、弁護士ドットコムとリクルートの業務提携契約締結についてです。この業務提携契約により、法務の規約管理を支援するSaaSプロダクト「termhub」の共同開発を開始するとのことです。個人情報保護法改正に伴い規約やプライバシーポリシーの管理が今まで以上に重要となっております。そういった中で「termhub」が提供する管理システムを用いることで、ウェブサイトの各規約の承認申請から掲出、更新までをワンストップで管理することが実現できます。法務担当の負荷を削減することで、企業がユーザーと誠実な関係を構築する社会の実現に貢献するとのことです。
最後のニュースは、スウェーデンで実施された速度制限を守るだけで宝くじに当たるThe Speed Camera Lottery(スピードカメラくじ)についてです。法定速度を守って、スピードを守ることでご褒美がもらえるという仕組みです。Facebookのオーストリア人のコミュニティでThe Speed Camera Lotteryを見つけたという数千を超える投稿があったそうで、非常に反響があったようです。
まず一つ目のプレスリリースについての筆者の所感です。高齢の生産者のサポートの強化をするという点が非常に興味深いです。現状はそういった感度の高い若い生産者が登録している印象ですが、高齢の生産者のサポートによりプラットフォームの認知が高まりそしてまた生産者の販売の選択肢が増え、食料廃棄が減ることで非常に健全な状態に近づくのではないかと期待しております。
次のプレスリリースについての筆者の所感です。規約やプライバシーポリシーといった非常に重要ではあるものの、サービスを語る上で表ではあまり話されない分野のことで、法改正によって一部署にとっては変更などで負担になっていることがあります。そういった課題が解消される可能性が高いという点で注目しております。
最後のニュースについての筆者の所感です。違反をすることでペナルティが課されるというシステムが多い中で、こういった取り組みは非常に興味深く、集団心理的にも確かにそちらの方がルールを守るように動きそうだと考えました。よくフォロワーを獲得する際に「フォローしてくれた人の中から数名にプレゼントをする」という企画をよく見かけますが、そのアカウントをフォローする人の心理に似ているなと感じました。
ライター:濱本舜也
CHANGE応募応援企画第2弾 30代社長を創出するには

こんにちは、ONE Xのしゅんです。本日は6月8日に行ったCHANGE by ONE JAPANの講演内容について特に印象に残ったポイントをテキストアーカイブとしていこうと思います。阿久津氏、中村氏、松坂氏の3人の原体験に迫るセッションでしたので、ぜひこの機会に読んでいただけると嬉しいです。
CHANGE概要説明
この2年間でCHANGERを200名生み出したCHANGE。次の8年後に実現したいのはCHANGERを毎年1万人創ることだそうです。そんなCHANGERの原点はONE JAPANで、大企業から世の中を変革するといった思いからはじまったとのこと。今回はそんな仲間を増やすべく新規事業の経験者の方をお呼びしてCHANGEの参加の後押しをしてもらいます。
阿久津氏「新規事業立ち上げの秘訣」
TTG-SENSEの紹介
鉄道会社に勤務していた阿久津さんは現在TTG-SENSEという無人決済システムの事業を行っており、トラッキングやポスシステムなど店舗のソリューションを全部一気通貫で作っており、コンビニ無人化の未来の実現に向けて事業を行っております。
これからやりたいこと
そんな阿久津さんがこれからやっていきたいのは主に二つ。人手不足ソリューション
と大企業発新規事業創造とのこと。
Q.モチベーションの維持どうしてたか。
阿久津さん「その時やってたことを一生懸命やってたらここにたどり着いた」
無人コンビニのリスク
阿久津さん「世の中にないものをやっているとマーケットとして認められるかどうかわからないからそれがリスク。その解決方法が、作ってしまうということ。作りながら感度を見て作り込んでいくのが手法。一番最初に小さいものを作るのが解決方法。」
失敗を恐れずやってみる
Q.デカく見えすぎて無理に感じる
阿久津さん「失敗を恐れずやってみることが重要。小さな成功とか自分で考えてやったことが手応え感じるとやりたくなるから気にする必要はない。」
専門職は新規事業をできないのか
Q.専門職だから新規事業できないかもと考えてしまう
阿久津さん「飛地のことを目指さずに、今やってる専門領域のことでいいと思う。そこで感じている課題を考えてみるといい。」
これは多くの社内起業家にも共通して言えることで、目の前の仕事に新たなビジネスチャンスが隠れているということですね。
阿久津さんのお話を聞いての筆者の所感
阿久津さんの話は「新規事業やりたい」とか「社長になりたい」とかではなく目の前のことをやっていたらここにたどり着いたということで、シンプルにかっこいいなと思いました。それだけ目の前のことに向き合ってきた結果なんだと感じました。
中村氏「情熱と執念」
マンション生活における悩み
中村さんの事業は、自身のマンション生活における悩みをもとに、デジタル(入居者専用アプリ)とリアル(イベント開催等)を組み合わせ程よく心地いいコミュニティを醸成することで、アプローチしているのだそう。
情熱
中村さんの原点はおもろそうやんに心を委ね、おかしいやんを放置しないこと。
そんな中村さんですが、これまで何事も一度でうまくいったものは何ひとつない。毎回不合格や落選を重ねてきた。でも、一度でうまくいったものがないからこそ、今の自分があるとのこと。そういった道のりを歩んできた中村さんが心掛けていることは、三つあります。人に委ねないこと。折れても、辞めないこと。自分の信念を貫くこと。そうすれば、意志あるところに道は開ける。
優れていない自分
中村さんは「自分は優れていない」と繰り返しおっしゃっていました。
中村さん
「優れてないけど時間をかけたらできる。人が1時間やってできることを3時間かかるなら4時間かければいい。みんなが一年でできることを三年かかるなら三年やれる。」
「いつか歩いてたらやりたいって思う時が誰にでも来る。凡人の自分でもできるからあなたもできる。」
ここまで時間がかかってでも一個一個やり続けた中村さん。立ち止まらない重要性を教えてくれました。
情熱の薪
質問で情熱の火を消さない秘訣は、というものがありました。
中村さんからの回答は「おかしいやん。おもろいやん。これが全ての原点。」とのことでした。ですが、続けて中村さんはこう語る。
中村さん「それでも消えそうになることがある。自分でくべることができないから。
そういう時はこういう場に来る。エネルギーを持ってる人から火をくべてもらう。」
中村さんのお話を聞いての筆者の所感
筆者は中村さんの話を聞いて胸が締め付けられ、心が動かされました。できない自分を認めて、優れていない自分を認めて、それでも一歩ずつ歩みを進める。ダメな時は自分で薪をくべることができないからエネルギーを持ってる人のところに行って火を分けてもらう。とても熱いお話でした。
松坂氏「会社に貢献しながらも、やりたいことを実現するために」
マレーシアにはなかった。
マッキャンエリクソンの松坂さんは出向起業という形だったそうです。松坂さんがマレーシアに住んで気づいたこと、それは発達検診が一般的に普及していないということです。マレーシアにはなかったという。一応できるけど、今までは1回3万円の費用がかかり、しかも国内に発達検診ができる専門家が国内に5〜6人しかいなかったという状況だったのです。これを松坂さんが開発したサービスにより発達検診を3900円で提供し、デジタルで受けられるようにしたとのことです。サービスの開発では国や大学などにも協力してもらい、また国の制度という面で政府とも連携をしてもらっているそうです。
やるからにはフルコミット
松坂さん「新規事業は言い訳なし一本勝負。事業セントラルで、今の会社がダメなら、
奨励される会社へ転職or起業or出向起業も視野に入れてコミットする。」
チームづくりのコツ
参加者の方から「チーム作りのコツは」という質問がありました。
松坂さんの回答は「まず第一に1on1をやる。そして次にカルチャーをリスペクトしまくる。こちらは日本人だから居させてもらってるっていう意識を常に持つこと。」でした。
松坂さんのお話を聴いての筆者の所感
松坂さんのお話を聞いて思ったのですが、二つの点で非常に凄いなと考えました。一つ目は、フルコミットをしていることです。自分が叶えたいことに対して異国の地でこれほど積極的に取り組んでいる点で感銘を受けました。二つ目は自分の使える武器は何があるのかをちゃんと認識し使える武器を全部活用していることです。
パネルディスカッション「社内起業家というキャリア」
Q.なぜ社内起業を選んだのか
松坂さん「ワンジャパンで刺激を受け、メンバーをサポートする立場として入り、これだったら自分でやりたいと思うテーマを探し、ど真ん中のテーマが見つかって、僕の場合は起業するっていう選択肢が一番良かったから起業しました。」
中村さん「事業拡大とかを考えて会社のアセットを使っていったほうがいいと考えたから。旭化成が好きだし、これを機に旭化成をもっといい会社にできると考えたからです。」
阿久津さん「社内起業家になるつもりは全然なかったし、社長になるつもりもなかったけど、やろうとしてることをやってたらこうなってました。」
Q.大企業との付き合い方
阿久津さん「やりたいことを言って止められてるわけでもないです。邪魔されてもいないし協力してもらってるから感謝してます。」
中村さん「過程も通じてワクワクとかが社長に伝わってると思います。よくなるって思ってることにクソ真面目に向き合ってます。あと一個言えるのは、本業で成果を上げているというのは重要です。」
松坂さん「広告は頭打ちで、他のことが必要っていうのが総意でした。起業するとは言っていなくて、新しいクライアントを獲得したって言って、それは僕ですって言って持っていきました。出向起業とかそれぞれの会社のシステムを利用するのは重要かなと思います。」
Q.説得の仕方
松坂さん「NOと言えない方法とかを考えました。30代だからこそ役員が手の届かないことを一緒にこの新規事業で解決しますとか、意思決定者の課題も新規事業の課題もそれの解決にもなってます、みたいな。」
中村さん「三つあって、一つ目は会社の目指す方向とかビジョンとか、実技的にやりたい方向が合ってるかどうかを考えることです。二つ目は経営層とかステークホルダーとかが好きなプレゼンとか好きな資料とか書き方とか書式とか全部調べて全部コピーして、その人たちに合うように作ることです。三つ目は一人ずつ事前に行脚をすることです。目的のためには手段を選ばない。これが大事です。」
阿久津さん「やりたいって思ってることのスペシャリストになることです。色んな知識とか持ってる人もいるので切り返す力が必要になります。あとは、資料。正確に伝わらないと意味がないので、伝え方とか徹底して頑張りました。」
CHANGEを考えている人へメッセージ
阿久津さん「本当にやりたいことは自分の実務とか足元に転がってることが多いから、変に飛び地とか空とかを見るのではなく、自分の足元とかを考えてみるのが一番の近道だし、いい起業になるんじゃないかなと思います。」
中村さん「今回が初めての人もいるかもしれないし、四回目ぐらいの人もいるかもしれないです。でも、必ず言いたいのは一回でうまくいくことは多分あんまりないと思うんだけど、その一回目があるからこそ四回目が生まれるんです。だから、この一歩か四歩かわからないけど、一歩を踏み出してほしいなと思います。」
松坂さん「迷ってるんなら応募する。応募するんなら絶対やりきったほうがいい。そしてフルコミットする。フルコミットした分だけ近づきますので。」
CHANGE第2期ファイナリストによる体験談
坂本さんの事業の紹介
象印の坂本滉太さんはスポーツにおける水分補給の重要性に着目し、適切な水分補給ができていないという課題をテクノロジーで解決し、アスリートのパフォーマンスを100%引き出そうと事業に取り組んでいるとのことです。
このイベントを終えての筆者の所感
筆者としては特に中村さんのお話が心に響きました。新規事業とかに関わらず愚直に一個一個やっていくことの重要性を学びました。時間がかかってでもやる。人が一時間でできることが三時間かかるなら四時間かける。立ち止まらずにやる。周りの人をリスペクトし、ちゃんと頼る。目的のためには手段を選ばない。そういった一個一個の小さな積み重ねが大事なんだなと考えました。
ライター:濱本舜也
PR TIMES & IDEAS FOR GOODの記事を読んで Vol.5

本日取り上げるプレスリリースは以下の3つです。
・電動マイクロモビリティー「Striemo(ストリーモ)」を開発、年内に販売開始
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000102850.html)
・フランスのスーパーに導入された「旬の野菜かどうか」を知れるバロメーター
(https://ideasforgood.jp/2022/06/13/seasonal-fruits/)
こんにちは、ONE Xのしゅんです。今日からはIDEAS FOR GOODのニュース記事も含めて共有していけたらと思います。まず初めのプレスリリースは、電動マイクロモビリティー「Striemo」の開発及び販売についてです。Hondaの社内起業制度IGNITIONから生まれたカブーアウトスタートアップの株式会社ストリーモはHondaのエンジンを中心に創業され、「ユーザーの安心感」を大前提に運転時のバランスへの不安軽減や自然な乗車体験を可能にしているとのことです。
次のニュースは、「旬の野菜かどうか」を知れるバロメーターについてです。これはフランスのスーパーのカジノグループにより導入されたもので、バロメーターの導入は旬を意識した買い物を促進することを目的としているとのことです。
まず最初のプレスリリースについての筆者の所感ですが、近年電動スクーターの普及と法改正により移動手段が増えたように思います。しかしながら、課題として乗り物としての不安定性や危険な運転などが目立ちます。その中で自動車開発でノウハウが十分に溜まっているHondaの社内起業制度により生まれた会社のストリーモが安全性を意識した開発を行ったのは非常に関心が集まるところです。特に、「バランスアシストシステム」により、停止時も自立し転びづらくなったというのが一番の注目ポイントです。電動マイクロモビリティーの特徴として電動ならではの本体の重さが転びやすさや不安定性を高めていたからです。また企業としての信頼感も大きい。命を預ける乗り物だからこそこういった積み重ねてきた信頼と安心感はユーザーにとって新たな体験の一歩を踏み出しやすくすると考えています。
次のニュースについての筆者の所感ですが、二点あります。一つは環境負荷について。もう一つはデザインについてです。一つ目の環境負荷について、その時期に美味しい旬の物を食べるという先人がやってきたことが栄養面でも環境面でもプラスに働くという事実は非常に感慨深い。技術の発展によりその時期に今までは作れなかったものが作れるようになったり、届くのに何日もかかるものが数日で届けることができるようになった一方で、それの対価として環境に負荷を与えていたということです。またもう一つは、バロメーターとしてデザイン設計で意識を測っているのは非常に興味深いところです。システムの導入はコストがかかるものだがデザインの導入はコストを低く抑えることができるので、こういったより良いデザイン設計は効果がすごく高くなりますね。
ライター:濱本舜也
